弾性衝突と運動量保存

1 · 予測

同じ二つの球が同じ速さで互いに向かって転がり、弾性衝突する。衝突後の速度は衝突前と比べてどうなるか?

2 · 準備

  1. 弾性衝突シミュレーションを開き、「リセット」を押す。
  2. 両方の球の質量が等しいことを確認し、以下の各試行の接近速度を設定する(球 A は右向き、球 B は同じ速さで左向きに動く)。
  3. 「再生」を押し、両方の球の運動量プローブを観察して、球が離れた直後の球 A の運動量表示を記録する。

3 · データ収集

質量 m(各球) (kg)接近速度 v (m/s)球 A の運動量 p = mv (kg·m/s)球 A の KE = ½mv² (J)衝突後のボール A の運動量 — 理想値の予測 (kg·m/s)衝突後の全運動量 (A + B) (kg·m/s)
1.006.00
1.508.00
2.005.00

接近速度 v(横軸)を衝突前の球 A の運動エネルギー(縦軸)に対してプロットする。

4 · 分析

  1. 1回の試行について、衝突前の球 A の運動量(p = mv)の計算過程を示し、シミュレーションの運動量プローブ表示と比較する。
  2. 衝突前後の球 A の運動量を比較する。符号の変化は向きについて何を示すか?球 A と球 B の全運動量は保存されるか?

5 · 発展

  1. シミュレーションの反発係数は完全な 1.0 ではなく 0.98 である。反発後の運動量は理想化した予測とどう異なると予想するか?理由を説明する。
  2. 球 B が球 A の2倍の重さだった場合、球 A はなおまっすぐ跳ね返るか?一般的な弾性衝突の式を使って考える。

この実験の物理

運動量

各試行で設定した質量と接近速度から求める、衝突前の各球の運動量。衝突を通じて、全運動量(球 A + 球 B)は保存される。

運動エネルギー

衝突前の球 A の運動エネルギー。完全弾性衝突ではこれが完全に保存されるが、ライブシミュレーションの反発係数 0.98 ではその e² だけが保たれるため、発展問題で考慮する。

← 実験に戻る