斜面上の球:摩擦のない斜面でのエネルギー
1 · 予測
質量の大きい球と小さい球を、摩擦のない斜面上の同じ高さから静かに離す。どちらがより速く斜面の下端に到達するか?
- 質量の大きい球の方がより速く下端に到達する。
- 両方の球が同じ速さで下端に到達する。
- 質量の小さい球の方がより速く下端に到達する。
2 · 準備
- 斜面プリセットを開く。斜面の傾斜角、球の質量、斜面の基部からの開始高さを確認する。
- この試行の球の質量と斜面の角度をインスペクタで設定し、斜面の基部からの球の鉛直な開始高さを記録する。
- シミュレーションを実行し、球が斜面の下端に達する直前の速度表示(プローブ)を記録する。
3 · データ収集
| 質量 (kg) | 斜面の角度 (°) | 落下高さ (m) | 重力位置エネルギー (J) | 下端での速さ (m/s) |
|---|---|---|---|---|
| 1.00 | 15.00 | 0.30 | ||
| 1.50 | 25.00 | 0.50 | ||
| 2.00 | 35.00 | 0.70 |
3回の試行について、下端での速さ(縦軸)を開始高さ(横軸)に対してプロットする。この関係は直線か?
4 · 分析
- 各行について、測定した下端での速さを用いて 1/2 m v^2 を計算する。重力位置エネルギーの列と比較して、何に気付くか?
- 3回の試行では斜面の角度が異なる。同じ開始高さなら、角度だけを変えることで最終的な速さは変化するか?エネルギー保存を用いて理由を説明する。
5 · 発展
- 重力位置エネルギーの列は質量に依存するが、測定された最終速度は依存しない。摩擦のない斜面で、重い球が軽い球より速く下端に到達しない理由を説明する。
- 現実の斜面には摩擦があり、実際に転がる球は回転するためにもエネルギーを使う。実際の球の最終速度は、摩擦なしの予測より高くなるか低くなるか?理由を説明する。
この実験の物理
重力位置エネルギー
斜面の基部からの球の高さには、離す前の重力位置エネルギーが蓄えられている。これは、球が転がり落ちるにつれて運動へ変換されるエネルギーの総量である。
運動エネルギー
摩擦のない斜面では、球が下端に達するまでに開始時の位置エネルギーはすべて運動エネルギーへ変換される。これが最終速度を決める。