直列電池:起電力は加算される
1 · 予測
2つの6 V電池を同じ向きに直列接続して単一抵抗を駆動します。回路は6 V電源1つのように振る舞うか、より大きな合成電源のように振る舞うでしょうか?
- 起電力が加わり、12 V電源1つのように振る舞います。
- 平均の6 Vとして振る舞います。
- 電池が打ち消し合い、電流は流れません。
2 · 準備
- series-batteries プリセットを開いて Reset を押します。b1 = 6 V、R1 = 100 Ω は固定です。
- R1 の電流読み出しを有効にします。
- 各試行で b2 の起電力を設定し、回路電流を記録します。
3 · データ収集
| 電池 b2 の起電力 (V) | 合成起電力 (V) | 電流 I (A) |
|---|---|---|
| 4.00 | ||
| 6.00 | ||
| 9.00 |
3回の試行について電流 I(縦軸)を合成起電力(横軸)に対してプロットします。
4 · 分析
- b1 = 6 V を用いて合成起電力 = b1 + b2 を計算し、R1 = 100 Ω から I = EMF_total/R1 を求めます。表と比較します。
- 正端子から負端子へ同じ向きに配線した2つの電池が、直列抵抗と同様に起電力を加える理由を説明します。
5 · 発展
- b2 を逆向きにすると起電力は加算でなく減算され、合成起電力 = b1 − b2 です。直列対の一方を逆にすると互いに逆らう理由を説明します。
- 単三電池2本(各1.5 V)を直列に使う懐中電灯は3 Vで点灯します。この関係から、3本目を直列に加えると電球が早く切れる理由を説明します。
この実験の物理
直列起電力源
極性をそろえて直列配線した電池は起電力を直接加え、EMF_total = b1 + b2 です。合成電源によるループ電流はオームの法則で I = EMF_total/R になります。