デシベル尺度:巨大な強度範囲の圧縮

1 · 予測

人間が聞ける音の強度は、ささやきからジェットエンジンまで1兆倍に及びます。なぜ音量を W/m² で直接表さずデシベルで測るのでしょうか?

2 · 準備

  1. sound-decibel プリセットを開いて Reset を押します。音源は全方向に 0.12 W を放射します。
  2. 観測者の強度と音圧レベルの読み出しを有効にします。
  3. 各試行で音源からの距離を設定し、強度と音圧レベルを記録します。

3 · データ収集

距離 r (m)強度 I (µW/m²)音圧レベル β (dB)
2.00
4.00
8.00

3回の試行について音圧レベル β(縦軸)を log₁₀(I [W/m²])(横軸)に対してプロットします。直線ですか?

4 · 分析

  1. P = 0.12 W を用いて I = P/(4πr²) を計算し、µW/m²(1 µW/m² = 10⁻⁶ W/m²)で報告します。次に I₀ = 10⁻¹² W/m² として β = 10·log₁₀(I/I₀) を求め、表と比較します。
  2. 最も近い試行と最も遠い試行の強度は16倍異なりますが、音圧レベルはその間で約12 dB しか変わりません。式の対数を使って理由を説明します。

5 · 発展

  1. 基準強度 I₀ = 10⁻¹² W/m² は人間が聞ける最小音(0 dB)と定義されます。式から、このしきい値で測る音圧レベルを求めます。
  2. +10 dB は強度の2倍でなく×10に対応します。強度が2倍(×2)になると何 dB 増えるか式で概算します。

この実験の物理

デシベルでの音圧レベル

デシベル尺度は、基準となる最小可聴強度 I₀ = 10⁻¹² W/m² に対する常用対数で巨大な強度範囲を圧縮します。+10 dB は実強度の×10を表します。

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